株式会社エクシング（本社：名古屋市瑞穂区、社長：吉田篤司）は、12月1日（水）、業務用通信カラオケ『JOYSOUND』、『UGA』にて歌唱された楽曲の回数に基づき集計した2010年年間カラオケランキングを発表します。

＊集計期間：2010年1月1日から11月26日。例年、12月の１ヶ月分によるランキングへの影響が軽微であるため、 上記期間の集計を行い、速報として本日、発表します。

『JOYSOUND』の総合ランキングでは、ロングヒット中の高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」が、GReeeeNの「キセキ」を抑えて1位を獲得しました。また、今年に入ってその存在感を益々強めているのが、4位の「magnet」を筆頭にトップ10内に5曲のランクインを果たしたVOCALOID楽曲。「JOYSOUND」では、約700曲ものVOCALOID楽曲を配信しており、今回ランクインを果たした「minato（流星P） feat.初音ミク、巡音ルカ」、「wowaka feat.初音ミク」、「supercell」といった人気作家の楽曲を中心に、高い支持を集めました。 一方、『UGA』の総合ランキングでは、今年、突然の結婚発表などで注目が集まった木村カエラの「Butterfly」が、昨年の68位から大幅に順位を上げ、首位を獲得しました。また、「キセキ」は2位に、「残酷な天使のテーゼ」は3位と、こちらでも健闘しています。4位の一青窈「ハナミズキ」や10位の倖田來未「愛のうた」など、女性のシットリ系が歌われたのはUGAならではの特色です。 アーティストランキングでは、昨年に引き続き「EXILE」が『JOYSOUND』の首位を堅持。『UGA』では、音楽活動をはじめ、テレビでも大活躍の「嵐」が１位を獲得しました。以下、従来から人気のアーティストが顔を揃えるなか、今年ならではの特色を現したのは、『JOYSOUND』で5位を獲得した「supercell」。VOCALOID楽曲の人気を反映し、昨年の16位から大きく順位を上げてのランクインとなりました。一方、『UGA』のランキングで注目したいのは、いずれも昨年圏外から快進撃を果たしランクインした「西野カナ」と「AKB48」。「西野カナ」は、同性からの圧倒的な支持を集め、『JOYSOUND』のランキングでも9位を獲得。また、今年総選挙などでも話題をさらった「AKB48」は、「会いたかった」をはじめ、今年発売の「ポニーテールとシュシュ」、「ヘビーローテーション」が爆発的ヒットとなりました。

※選曲番号別ではなく、楽曲別として、“本人映像カラオケ”や“アニメカラオケ”等のオリジナルコンテンツも合算したランキングです。

※「前年比」のカッコ内の数字は前年のランキングを表しており、101位以下は圏外としています。

このほか、特集ページでは、総合ランキングTOP30をはじめ、『JOYSOUND』のジャンル別カラオケランキングのほか、当社が運営するケータイサイトの各コンテンツのダウンロード数に基づき集計したランキングを公開しています。

◆JOYSOUND　2010年間ランキング　特集ページ：
　 http://joysound.com/ex/st/special/feature/2010ranking/index.htm
以下に、今年『JOYSOUND』に強い存在感を示した「VOCALOID系」、「東方系」のランキングのほか、その他のジャンル別ランキングの概要を抜粋してご紹介します。

◆JOYSOUND　VOCALOID系 ランキング
ヤマハ株式会社のVOCALOID技術を使用し、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社、株式会社インターネット、株式会社 AHSなどから発売されている音声合成ソフトを使用して一般の方が制作し、動画共有サイト等のインターネット上で人気が出たことでJOYSOUNDに入曲した楽曲のランキング。 2010年上半期ランキングで初登場の「炉心融解」と「magnet」が、人気を保ったまま上位にランクイン。早口で歌唱難易度の高い「裏表ラバーズ」が2位に、supercellやdoriko、アゴアニキも不動の人気を誇っています。

◆JOYSOUND 東方系 ランキング
同人サークル「上海アリス幻樂団」によって制作された『東方Project』と総称されるゲームのBGMを元に、主に一般のユーザーが曲をつけて、インターネット上や即売会等で人気が出た楽曲をJOYSOUNDに入曲した楽曲のランキング。 昨年に引き続き、「チルノのパーフェクトさんすう教室」が1位を獲得。IOSYS、COOL&CREATE、石鹸屋など、東方カラオケの鉄板曲が上位を占める中、Silver Forestの「ケロ⑨destiny」が初ランクインを果たしました。

※上記楽曲は、上海アリス幻樂団の「東方Project」を原作とする二次創作物です。

◆JOYSOUND アニメ/特撮/ゲームランキング
もはや、カラオケの超定番曲となった「残酷な天使のテーゼ」（『新世紀エヴァンゲリオン』）が1位と、今年も変わらぬ強さを見せました。『とある科学の超電磁砲』、『化物語』といった、昨年後半以降のアニメソングも上位にランクインしました。

◆JOYSOUND 洋楽ランキング
例年定番曲が強い洋楽ランキング。今年は、お馴染みの顔ぶれに加え、世界を席巻するLADY GAGAが「POKER FACE」等、全3曲をランクインさせています。

◆JOYSOUND 演歌/歌謡曲ランキング
昨年末の音楽番組出場をきっかけに大躍進を遂げた坂本冬美の「また君に恋してる」が1位を獲得しました。 CM効果も手伝い、今年に入ってからは音楽配信でもじわじわとランキングを上昇させた1曲です。

◆JOYSOUND カラオケJOYSOUND Wiiランキング
任天堂の家庭用ゲーム機「Wii®」向けカラオケソフト『カラオケJOYSOUND Wii』がインターネットに接続された状態で歌唱された中から集計したランキング。ファミリー向けの楽曲が上位に多くランクインする中、いきものがかり「YELL」が1位を獲得しました。嵐の楽曲も3曲がランクインと健闘しました。

そのほか、下記のケータイサイトより、各コンテンツのランキングを発表しています。 ケータイランキングの詳細は、「JOYSOUND[メロ×うた]」内の特設ページをご覧ください。 ケータイサイトでは、木村カエラや西野カナなど、女性ソロアーティストの活躍が目覚しい一年でした。

■ケータイランキング■（カッコ内はコンテンツ種類） JOYSOUND[フル×歌詞] （着うたフル®） JOYSOUND[メロ×うた]　（着信メロディ） JOYSOUND[歌詞]　（歌詞） JOYSOUND[カラオケ] （ケータイカラオケ）

「JOYSOUND[フル×歌詞]」 年間ランキング特設ページ http://poke.jp/ranking10_04/ （ケータイ専用）

※VOCALOIDはヤマハ株式会社の登録商標です。 ※「初音ミク」、「巡音ルカ」、「鏡音リン」はクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の登録商標です。 ※Wiiは任天堂の登録商標です。 ※「着うたフル」は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの登録商標です。