ケータイ書庫サイト「BooksLegimo」から、『第３回日本ケータイ小説大賞』トリプル受賞！

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2008.09.24

お知らせ

ケータイ書庫サイト「BooksLegimo」から、『第３回日本ケータイ小説大賞』トリプル受賞！

株式会社エクシング（本社：名古屋市瑞穂区、社長：吉田篤司）が共催した「第3回日本ケータイ小説大賞」（株式会社毎日新聞社、スターツ出版株式会社主催）の入賞作品が、9月24日決定しました。大賞にはエクシングの公式応募サイト「BooksLegimo（ブックスレジモ）」から応募されたkikiさんの『あたし彼女』、また優秀賞には夏木エルさんの『告白‐synchronize
love‐』と水沢　莉（れい）さんの『レンタルな関係』が選ばれました。当社が設けた「JOYSOUND賞」は、大賞と同じくkikiさんの『あたし彼女』が受賞し、同作品は「TSUTAYA賞」にも選ばれ、同賞初のトリプル受賞となりました。

「日本ケータイ小説大賞」は、携帯電話上で読み書きされる「ケータイ小説」が新たな文化として育つことを願い、2006年に創設。第1回、第2回ともに、受賞作品がスターツ出版より刊行され、いずれもベストセラーとなっています。今年はさらに源氏物語千年紀とも併せ、新たに源氏物語千年紀賞も設定しました。エクシングは昨年の第2回目から共催しており、ケータイ書庫サイト「BooksLegimo」にて参加作品の募集を行ってきました。
今回の応募総数は、昨年の約1.5倍の3,350作品でした。今回も、入賞作品は順次、書籍化する予定です。

■『あたし彼女』（kiki）について■

◆	作家：kiki（キキ）
	北海道在住　23歳女性好きなものはコーヒー牛乳、タバコ、GUCCI、ダーリン（Legimo作家トップページより）


◆	作品紹介
	彼も男友達もセフレもみんな同じラインと言い、今が楽しければいいと思って生きている23歳のアキ。今の彼のトモもその一人のはずだったのに、気がついたら本気の恋になっていた。しかし初めての恋はアキをつらい境遇へと導いていく。

◆	審査員：秋元康（作詞家）氏評
	これぞ、「ケータイ小説」だと思いました。作者と読者の壁がなく、セリフのリアリティに圧倒されました。日常の中に物語はあるんですよね。主人公のキャラクターがよく描けていると思いますが、できれば、口調だけは、最後まで強がっているというか、しらけた感じでいて欲しかったなと思いました。深夜、この原稿を読みながら、泣きましたよ。映画にしたいです。


◆	審査員：十和（＝とわ、作家）氏評
	独特のテンポや赤裸々な語り口調など奇抜さにまず目がいくが、その向こう側にあったのは限りなくピュアな世界。良い意味で古く、そして抜群に新しい。読み手の心を揺さぶる力は圧倒的だった。

◆	審査員：高橋幸生（ＴＳＵＴＡＹＡ　FC事業本部商品本部 SCM推進グループ BOOK統括ディレクター）氏評
	ひとりの女性の成長物語。本当の愛を知った女性が劇的に変わっていく様を活き活きと描いている。語り口が斬新で、ほろっと泣かせる技術も秀一。

◆	審査員：吉田篤司評
	生々しいほどのリアリティで描かれた、主人公の心の変化。その感情がダイレクトに、読者の胸を打つ。人の心を、清と濁とに分けず、全てを真正面から描いた｢純粋な｣作品。

当社は今後も「BooksLegimo」でのケータイ小説募集や、新コンテンツの提供を行い、若い才能の発掘と新しいベストセラー作家の誕生を応援していきます。

■受賞作品一覧■

【大賞】
『あたし彼女』kiki著
【優秀賞】
『告白‐synchronize love‐』夏木エル著
『レンタルな関係』水沢　莉（れい）著
【JOYSOUND賞】・【TSUTAYA賞】
『あたし彼女』kiki著
【源氏物語千年紀賞】
『ＬＯＶＥＢＯＸ～光を探して』　矢口葵著

■『第３回日本ケータイ小説大賞』概要■

1．　概要

	名　　称：	「第３回日本ケータイ小説大賞」（テーマ：共感～あなたの小説を待ってる人がいる～）
	主　　催：	日本ケータイ小説大賞実行委員会(毎日新聞社､スターツ出版)
	共　　催：	エクシング
	特別協力：	ＮＴＴドコモ
	協　　賛：	TSUTAYA
	後　　援：	源氏物語千年紀委員会、スポーツニッポン新聞社
	各　　賞：	大賞1作品(賞金200万円)、優秀賞2作品(賞金50万円)、源氏物語千年紀賞、JOYSOUND賞、TSUTAYA賞、ジャンル賞（ミステリー、ホラー、スポーツなど、特に優れた作品を表彰）。以上、賞金総額300万円とし、原則としてスターツ出版より単行本として出版します。
	選考方法：	「BooksLegimo」(http://blegi.jp)と「野いちご」（スターツ出版の運営するケータイ小説サイト。http://no-ichigo.jp）内で、書き始めから受け付けます。「BooksLegimo」と「野いちご」内で、第1次読者投票を行い、8月上旬に、上位30作品に絞ります。第2次投票は、日本ケータイ小説大賞公式サイト（http://nkst.jp）内で行い、ファイナリスト15作品を選抜します。最終審査者は、著名文化人、実行委員会代表らを予定しています。
	発　　表：	9月24日