株式会社エクシング(本社:名古屋市、代表取締役:久田鎮雄)は、カラオケボックス市場を中心に展開している業務用通信カラオケ「ＨｙｐｅｒＪｏｙ」の後継機種として、高品位サウンド、斬新な映像、今後のブロードバンド時代への対応など、カラオケの新しい楽しみ方を提案する次世代型通信カラオケ「ＨｙｐｅｒＪｏｙＶ２」(ハイパージョイ・ブイツー)を開発、７月より発売します。
「ＨｙｐｅｒＪｏｙＶ２」は、音声回路のフルデジタル化で音質劣化を防ぐとともに、楽曲ＣＤを制作する際に録音エンジニアが音の仕上げに使用する「マスタリングエフェクト」機能を業界で初めて採用することで、クリアで迫力のあるサウンドを実現しました。
楽曲ソフトにつきましては、現行の「ＨｙｐｅｒＪｏｙ」が市場で高い評価を得ている「曲数Ｎｏ．１」方針を継承する一方、楽曲の質的強化を目的に本格的な肉声再現を可能にし、アカペラ曲をはじめ肉声の充実した合唱パートを盛り込んだコーラス曲を多数搭載しています。
映像面では、大容量ＨＤＤの採用により映像素材数を大幅に拡充し、楽曲とのマッチングをさらにきめ細かく設定。また市場への新たな提案として、歌詞テロップを映像シーンと一体化させた「Ｓｈｏｗ劇クリップ」や歌手本人のプロモーションビデオで歌う「ＰＶクリップ」を搭載。歌詞テロップが音楽とともに色変わりする従来のカラオケの概念を超えた演出表現で、歌い手以外の同席者も映像を含めていっそう楽しんでいただくことができます。
さらに、新規の映像素材など大容量コンテンツの配信を実現するため、ＡＤＳＬへの接続を可能とする拡張性を備えており、「Ｓｈｏｗ劇クリップ」や「ＰＶクリップ」を追加配信するなど、コンテンツの配信サービスを年内に開始の予定。ブロードバンド時代の到来における戦略機種として、話題性のあるコンテンツ提供でカラオケボックス利用者のニーズ喚起を図っていきます。

■概要■
◇機種名称：　「ＨｙｐｅｒＪｏｙＶ２」
（検索機能付リモコン「ＪｏｙＮａｖｉ」２台及び「ＪｏｙＮａｖｉ」用充電装置１台標準装備）
◇発 売 日：　２００３年７月
◇販売目標：　年間１５,０００台
◇特長
１．音質を飛躍的に向上
　　ａ）音声処理回路のフルデジタル化によりクリアな音質を実現
　　ｂ）ＣＤレコーディング時に使われる制作技術「マスタリングエフェクト」を採用
２．充実したコンテンツ展開
　　ａ）業界最多の搭載曲数　４４,０００曲（２００３年７月予定）
　　ｂ）業界最多の毎月６００曲を配信
　　ｃ）本格的な肉声コーラス曲を多数搭載
　　ｄ）背景動画像を大幅に拡充
　　e）歌詞と映像を一体化させた「Ｓｈｏｗ劇クリップ」を搭載
　　f）歌手のプロモーション映像で歌う「ＰＶクリップ」を搭載
３．ブロードバンド対応
　　a）ＡＤＳＬによるコンテンツ配信サービスを年内に開始予定
　　ｂ）「Ｓｈｏｗ劇クリップ」「ＰＶクリップ」などの大容量コンテンツをタイムリーに追加提供予定
４．コンパクトサイズ
　　a）奥行きを現行「HyperJoy」の約２/３におさえた省スペース設計
　　ｂ）プラズマディスプレイなどディスプレイのフラット化に対応