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2006.09.28

お知らせ

ベンチャー企業向け投資ファンド「JAIC-Atop投資事業有限責任組合」に出資

株式会社エクシング(社長:土岐高広、本社:名古屋市)は10月1日付けで、ブラザー工業株式会社(社長:平田誠一 本社:名古屋市)と日本アジア投資株式会社(代表取締役:立岡登與次 本社:東京都千代田区、以下JAIC)が2006年1月1日より設立している、日本及びアジア・アメリカのベンチャー企業向けの投資ファンド「JAIC-Atop投資事業有限責任組合」に出資し、当ファンドを増額することとなりましたのでお知らせします。
今回は、同じブラザーグループのブラザー販売株式会社(社長:神谷純 本社:名古屋市)も新たに出資者として参加し、両社にとって事業シナジーが期待できるベンチャー企業の発掘を目指します。


1.ファンドの概要

名称 JAIC-Atop投資事業有限責任組合(略称:ジャイク・アトップファンド)※従来より名称変更なし
運用者 日本アジア投資株式会社
主な投資対象 従来の投資対象(ブラザーグループとの事業シナジーが期待できる製造業、産学連携案件等を主な投資対象として、高度先端技術の事業化を検討あるいは実施する段階のシード・アーリーステージから成長ステージにある未公開企業)に、インターネット、モバイル、コンテンツ、ネットワーク等の事業領域において、専門性の発揮が期待できるベンチャー企業に重点性を加える。
投資対象地域 日本・アジア・アメリカ
ファンド総額 13億円(従来の6億円に7億円を増額)
出資者 ブラザー工業株式会社/ブラザー販売株式会社/株式会社エクシング/日本アジア投資株式会社
投資社数 30-40社程度を予定

2.ファンド増額の趣旨
当ファンドは、これまで、ブラザー工業とJAICとが連携して運営するCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)ファンドとして、JAICを運用者とし、①ブラザーグループの既存事業を強化する周辺技術を保有する企業やサービスを提供する企業、②革新的な技術を研究開発している企業、③インターネット・ネットワーク・モバイル関連でユニークなサービスやコンテンツを提供する企業、④先端技術分野を保有する大学発ベンチャー企業など、ブラザーグループの将来のビジネスに有益となる可能性のある企業に対して投資を行なってきました。
 今回のファンド増額は、当社の関連するインターネット事業やモバイル事業に重点をおき、ブラザーグループの国内における新事業開発や、サービスの拡充に有益である企業の早期発掘を目指すものであり、ブラザーグループの国内販売を担うブラザー販売株式会社も新たな出資者として参加しています。
ブラザーグループが一体となって、グループの競争力強化を目指すとともに、JAICグループが持つ国内外のネットワークを活用し、投資対象となる企業の成長スピードを加速させ、投資先企業の企業価値の向上に貢献していきます。
<ご参考>
日本アジア投資株式会社の会社概要
設立:1981年7月
資本金:242億9,384万円(2006年3月末現在)
事業内容:ベンチャーキャピタル投資、その他投融資事業(バイアウト投資・事業再生投融資・セカンダリー投資)
投資事業組合等管理業務、コンサルティング業務、金融業務
URL:http://www.jaic-vc.co.jp/
ブラザー販売株式会社の会社概要
設立:1998年10月
資本金:35億円(2006年3月末現在)
事業内容:情報通信機器、ミシン、産業機器等、ブラザー製品の販売・マーケティング
URL:http://www.brother-hanbai.co.jp/
ブラザー工業株式会社の会社概要
設立:1934年1月
資本金:192億円988万円(2006年3月末現在)
事業内容:情報通信機器、ミシン、産業機器等の製造・販売
URL:http://www.brother.co.jp/

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